アディオス、メキシコ!

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日本時間6月30日(金)の午前6時、無事日本に帰国した。

帰宅してすぐ妻が作り置きしておいてくれた米と味噌汁、そして沢庵の漬物というシンプルな食事にありついたが、やはり自宅で食するご飯は安心感が段違いだった。すでに帰国して約一週間が経過するが、まるでメキシコで過ごした日々が嘘だったかのようにこれまでと同じ日常に戻っている。

帰国してすぐの頃、方々で「メキシコでの滞在はどうだった?」とありがたいことに質問される機会が多かったのだが、そこで私は簡潔に話すため毎回「すべてが日本とは違う、非日常体験だった」と答えている。

私にとってメキシコ滞在は、まるでディズニーランドにでもいるかのような、見るもの、感じるもの全てが非日常的な体験の連続であり、同時にこの経験をどこかで共有したいと思って始めたのがこのブログだった。

きっちり毎日投稿するには至らなかったが、このように書き留めておいたおかげで「メキシコでの滞在はどうだった?」という質問に対しても長々と話すことなく、続きが気になる方はブログを読んでみてくださいと勧めることができている。そういう面でははじめて良かった。

メキシコでの滞在でまず思い返すのは、やはりJulio Fernandez(フィリオ)先生とその娘のDiana(ヤナ)である。二人には大変お世話になった。現地の方々との文化交流を促すだけでなく、私の衣食住に関する全てを面倒見てくれた。

あまりブログ上ではフィリオ先生について説明することなく、当たり前のように名前が上がっていたが、実は先生は私のメキシコ滞在中における空手道の交流を促進してくれたコーディネーターとしてだけでなく、メキシコと御宿町、それから国際武道大学との文化交流をメキシコの誰よりも率先して取り組まれてきた方なのである。

そんな先生の背中を滞在中、ずっと目の前で見てきた私は改めて国際交流に対する姿勢とはどうあるべきかを数多く学んだ。この経験が必ず次の世代に繋がるようにしたい。

本当にありがとうございました。
Muchas gracias.

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