味噌汁の味に歓喜

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5月27日(土)、本日の流れは以下の通りである。

9:00 起床後、朝食

11:00〜12:00 スイミングスクールにて水泳

13:00 昼食(もちろんタコス)

16:00 プエブラの日本食レストラン「TAKESHI」で夕食

18:00 ショッピングモールにてフィリオ先生の買い物

数日前、フィリオ先生から唐突に「泳ぐのは好きですか?」と聞かれたので「好きです」と回答したら、とあるスイミングスクールに連れて行ってくれた。

もちろんフィリオ先生本人ではなく、いつも通り娘のヤナに連れられ、いつもとは違う場所のGYMに備わっているプールで1時間ほど泳いだ。

ここで問いたいのだが、「気持ちよさそうですね」「メキシコ満喫してますね」と思われた方がいたのであればそれは少し誤解していると言いたい。

なぜならば、当然私も「プールで1時間!?最高じゃないか!」と思っていたのに、水着に着替え、プールサイドに到着すると何やらインストラクターらしき年配の男性がこちらを見ているではないか。

ヤナに「彼は誰ですか?」と尋ねると「とりあえずスクワット50回しろってさ」と返ってきた。会話が成立していない。言われるがままスクワット50回をこなし、やっとプールに入れたと思いきや、「クロールはできるのか?」と尋ねられたため、やって見せた。(実は小学生の頃、スイミングスクールに通っていたため、泳ぐこと得意な方である)できると分かった途端、とりあえず10本流してこいと言われた。ここで私はやっと察した。

「これは楽しいオフではなく、トレーニングだ」

その後もクロール→平泳ぎとそれなりの本数を泳ぎ、私は約1時間のトレーニングを終えた。

程よい疲れの中、帰宅し、14時からプエブラに行くよと言われた私の心は踊っていた。

実は数日前からもう一つ楽しみにしていたことがあった。それが日本食レストランでの食事である。私は2週間前から日本料理とは程遠い食生活を送ってきた。もちろんメキシコ料理も美味いのだが、やはり日本食が恋しい。

今回お邪魔した日本食レストラン「TAKESHI」はプエブラにお店を構えており、私がお世話になっているテカマチャルコシティから約2時間強の場所に存在する。

お店に到着すると、店内には各グループ席に鉄板が備え付けられており、一目で少しお高いお店であることを察した。

メニューはテーブルのQRコードを読み取りスマホで料理を確認し、ウエイターに注文するシステムだ。

大体の料理はフィリオ先生が適当に頼んでくれたのだが、一つ主張してお願いした料理があった。それが味噌汁である。

待ちに待った日本食最初の料理は味噌汁を食した。人生の中で、ここまで味噌汁を待ち望んだ日があっただろうか。うまい。思わず溢れる笑みを見たフィリオ先生は大笑いしていた。

その後は、海鮮丼→ざる蕎麦→餃子→焼飯→鉄板焼きと、レストランでの食事を堪能し、腹がはち切れそうな気持ちで退店した。

ありがとうございました。帰国までのあともう1ヶ月がんばれそうです。

メキシコでの日々に対して辛いつもりはなかったけど、なんだかんだホームシックにかかってたのかなぁと感じた食事会でした。

追記:メキシコの人は餃子や焼飯が大好き。やはり味の濃いものを好むのだろうか。

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