セイエンチン習得に向け奮闘中

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5月26日(金)、本日の流れは以下の通りである。

8:00 起床

9:00 朝食

11:00 GYMでトレーニング

14:00 フィリオ先生の親戚宅で昼食(バーベキュー)

17:00〜20:00 道場で稽古

20:30 フィリオ先生の親戚宅で夕食(タコス)

ここ数日は基本的に以上のような流れで生活をしている。題目にもあるが、最近私は形の稽古に夢中だ。数日前に「十六」と呼ばれる形の順番を覚え、セイエンチンは昨日から稽古を始めた。

そう、空手道マニアの方なら既に察しているかと思われるが、私は糸東流を専攻している「空翠会」という道場でお世話になっているのである。

しかし、こちらの空翠会、今はインターネットで調べてみても剛柔流がメインの団体となっており、フィリオ先生がいつも話してくれる空翠会とは少し違うように思われる。

形に関しても、全空連が指定するカタチとは少し違っており、昨今の競技における形というよりも伝統的な側面に重点を置いた形を練習しているように感じている。もしかすると絶滅危機にある会派なのかもしれない。

どちらにせよ、今どき分解にも考慮しながら形を学ぶ機会はなかなか存在しない。

ちなみに私も競技に生きてきた人間なので、伝統的な技術を学ぶ機会が少なかった。そのため、今伝統的な技術を学べている時間が非常に有意義である。

「外国人から日本の空手道を学んでいるなんてどうかしてるぜ」

と思われた方もいるだろう。しかし、私の経験上、そのような考え方は偏っている。なぜなら、私がこれまで数カ国で空手道を通じた文化交流を図った範囲の中だけで述べても、今日の空手道界は、日本人よりも外国人愛好者の方が知識の習得に貪欲で、色々なことを知っている場合が存在する。時には日本から来た空手家に試すような質問をしてくる人だっている。

そのような点で述べれば、空手道は日本人だけのものではなくなっており、国を超えて、文化を超えて、年齢を超えて、その知識や技術が差別されることなく交流されれば、空手道界隈だけでなく、武道界そのものだってさらに飛躍していくことができるだろう。

まだ数カ国しか見ていないヒヨッコの私だが、そのように文化交流のあり方を捉え、海外を飛び回っていることをここに記しておきたい。

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