週に二度は必ず行くプエブラ

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6月1日(木)、本日の流れは以下の通りである。

9:00 起床後、朝食

10:00 GYMでトレーニング

13:30 魚介系レストランで昼食

15:00 フィリオ先生が道場生向けにテコンドーのショップで道着を購入

17:00 フィリオ先生がフォルスクワーゲンで車購入

19:00 レストランで夕食

今日は稽古が無く、午前中のトレーニングを終えたら週に2回は行っているであろうプエブラへ車で約2時間かけて行ってきた。

「行ってきた」というと、あたかも要件があって行っているかのように聞こえるかもしれないが、いつも通り全てフィリオ先生の用事に私が連れていってもらっている形である。

今回のプエブラでの要件は大きく分けて2つである。

1つ目は、テコンドー関係のショップでの道着購入である。フィリオ先生の道場では入会後、道場生が最初に袖を通す道着は、空手道用に作成された道着ではなく、テコンドーの初心者用の道着である。理由は簡単でそちらの方が価格がとても安く、具体的な値段は分からないのだが、聞けば日本の初心者用道着の半分の価格で購入が可能なのだと言う。少し追記しておくと、メキシコでは日本の道着が、日本と同じ価格で購入できるわけではない。日本から輸入されるため当然価格も上乗せされる。加えてメキシコは物価が日本よりも安いため、現地の方々にとっては日本の道着が日本人以上の感覚で高く感じるのだろう。だがその条件はテコンドーだって同じ。さらに言えば、テコンドー道着を売っていたのは韓国人で、店内を見渡しても本格的なテコンドー道具を扱っているに違いない。なのに何故安く提供できているのだろうか?道場生がきているテコンドー道着は特段、空手道の道着とそれほど大きな差はない。現地生産なのか?それとも安く仕入れる輸入ルートを持っているのか?原因は謎。この日、フィリオ先生は4セットお買い上げ。

2つ目は、フォルクスワーゲンでの車購入である。先生はマツダか、フォルクスワーゲンの2択でずっと悩んでいた。しかし、マツダの方が価格が圧倒的に高く、加えてフォルクスワーゲンは近くに工場があるため通常よりも安く購入できるのだと言う。この日、先生はついに決断し、Volkswagen Jettaをお買い上げ。

今日の一言

そもそもなぜ先生が車を購入するに至ったのかというと、そこにはとんでもないエピソードがある。私が来墨する2週間前に先生は自身の車を何者かに銃で撃たれ、盗まれたのだと言う。私は身近でもこんな事件があるのかと少し怖くなっていたが、そのエピソードを話す先生は楽しそうだった。恐るべし度量。

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